セミナー概要
2019年10月に控えた消費税率10%への引き上げ。消費税率10%への引き上げにあわせて、今回は「軽減税率」制度も実施されます。税率が10%と8%の2つにわかれるうえ、将来的には適格請求書等保存方式(インボイス)の導入があり、実務にも大きな影響を与えることでしょう。また、一部の取引や契約については、経過措置も適用されるので、こちらも注意が必要です。実務に影響のある軽減税率、インボイスについて、経理部で準備しておかなければならない税務を解説します。
セミナーレポート
内容:経理担当者向け
- 税率引き上げに伴う経過措置
消費税率10%への引き上げのスケジュール
旧税率8%対応でよいもの、新税率10%になるもの
- 軽減税率制度の実施
軽減税率の対象・範囲
軽減税率の内訳(国税と地方税)
- インボイス(適格請求書等保存方式)導入と経過措置
インボイス(適格請求書等保存方式)とは
区分記載請求書、区分経理による帳簿の記載のしかた
- 軽減税率導入後の経理・税務実務のポイント
講師:田辺直樹氏 【株式会社ナオ企画 代表 ビジネス講師】
昭和63年12月、税理士試験合格。大原学園で簿記・税理士受験の専任講師として約25年間、教鞭をとる。平成22年1月に独立し、株式会社ナオ企画を設立。大原学園で培った講師のキャリアを活かし、“わかりやすくて、すぐ役に立つ”税務セミナー講師として活躍している。著書に『事例でわかる印紙税の実務』(日本実業出版社)がある。
収録時間:1時間42分53秒
