著者:山?武也
頁数:189ページ
発売日:2015/6/18
内容紹介
◇「人生でいちばん必要な力」の身につけ方・見抜き方
「なぜ、あの人には人が集まるのか?」と、人望がある人がうらやましく感じる。
「あの人、なんかアヤしいんだよな」と、今ひとつ気を許せない人がいる。
これらに共通するのは「信用」があるかどうかです。
では、どうすれば「信用」を身につけることができるのか。
本書では、信用される人になるために大切にしたい、口ぐせ、行動などのちょっとした習慣を、
豊富なビジネス経験を持つ著者が卓越した人間観察力をもとに、信用できない人、信用できる人を対比させながら、
わかりやすくひも解いていきます。
また、最近では、小手先のテクニックでうまくとりつくろった「一流っぽい人」「一流っぽい店」なども増えていると著者はいいます。
そんな「ぽい」にだまさて、うっかり信用してしまわないためにも、「信用できるかどうかを見抜く」ポイントも紹介していきます。
◇「信用できない人」の8つの共通点
1 自分のことばかり考える
→社内のゴミの拾い方を見れば、その人の心底がわかる
2 一方的にしゃべる
→聞く耳を持たずで、会話は一方通行。
3 いつも「今度」といって実現した試しがない
→自分から相手を誘って期待をさせるわりには、約束は努力目標。
4 人を類型化する
→先入観や思い込みで人を判断しがち。
5 利を優先しているのがあからさま
→信用される人は常に「目の前の人」を大切にしている。
6 どこまで行っても建て前、裏を見せない
→裏を見せない人は、裏切るのも簡単。
7 フィードバックがない
→感謝を忘れる人は、悪気はなくとも相手のことを軽んじている。
8 責任をとらない
→責任逃れの言い訳上手。
上記の8つは「信用できない人」の共通点ですが、
その反対をやれば「信用できる人」になるための近道だということもわかります。
こうしたことは意外と誰も教えてくれない「人間関係の原理原則」ですが、本書にはそのエッセンスが詰まっています。