セミナー概要
昨今では、顧客情報の流出や転職した元社員による情報の持ち出しなど、情報漏えいによるトラブルが後を絶ちません。企業がデジタル化やテレワークなどを推進するうえで、情報管理体制の見直しは最重要課題ともいえるでしょう。
本セミナーでは、近年の法改正をふまえて情報セキュリティの基本を学ぶとともに、情報漏えいを防止するための実務対応について判例も紹介しながら解説していきます。
セミナーレポート
内容:中小企業の総務担当者、法務担当者、情報セキュリティ担当者など
- はじめに
- 情報管理の基本
- 営業秘密保護のための法知識
- 実務で想定される事例
- 近年の個人情報保護法改正のポイント
- 情報漏えいを防止するための実務対応
- テレワークにおける情報管理、その他
講師:菅原貴与志氏 【弁護士】
弁護士、慶應義塾大学教授。
専門分野は、情報法、会社法、経済法、国際取引法、リスク・マネジメント等の企業法務全般。2014年4月より、法制審議会商法部会委員。
著書に『詳解 個人情報保護法と企業法務〔第8版〕』(民事法研究会)、『不正競争防止の法実務』(三協法規)、『企業法務入門20講』、『会社法入門20講』(いずれも、勁草書房)、論文に「改正個人情報保護法の課題」(慶應法学)など。
収録時間:2時間36分10秒